生活を楽しむ日々

60代シングル+猫二匹 花のある暮らしと、生活を楽しくする工夫を重ねようと思います

八王子で出会った幸せな仕事のかたち

本栖湖からの帰り
八王子インターを降りて
北欧ビンテージ家具屋さんに
行ってきました

こちらの家具屋さんは初めて


ナビに住所を入れ
行ってみたのですが
それらしいお店は見当たらず


住所を間違えたかも?
もう廃業しているのかも?


せっかく高速を降りてきているので


妹とけんけんがくがく
珍しく喧嘩腰に(ー ー;)


では違うお店に行こうと
途中まで行ったのですが


やはり諦めきれずに
もう一度確認して
再チャレンジ


やはり同じ場所
私の間違いではありませんでした


そこでやっと
電話をしてみると
分かりづらい場所なので
案内に来てくれるとのこと


案内され行った場所は


これは絶対にわからない!


町工場の敷地内にあり
なんと看板も出ていません


初めは少し不機嫌になっていたのですが
お店の入り口に立ったとたん
すでに胸キュン!

(内部は撮影不可
この写真は内部が写っていないので許可済みです)


グリーンとビンテージ家具ドライフラワーが
とても素敵に置かれています


店内はゆったりとしていて
撮影のセットを見るよう


(HPより)
倉庫をリノベーションしていますが
あまり手が加えられていないのに
独自の精彩を放っています


二階にはカフェもあり
ゆっくり商品を見ることができます

(ホームページよりお借りしました)
妹はライティングビューローを探していたのですが
お気に入りの1960年前後の品に巡り会うことができ
購入することに(^^)


ビンテージ家具は1963年を境に
品質が落ちるとのことでした


こちらはまだメンテナンスしていません
これから3週間ぐらいかけて
メンテナンス後配送だそうです


家具職人でオーナーの岡本さんが
この家具の製造年や特徴
どのようにメンテナンスしていくのかを
ゆっくり説明してくださいました


岡本さんは
他のビンテージ家具屋さんに
就職していたそうです


家具のメンテナンスの仕事は
家具で人の生活に
潤いを与えることができるし


貴重となった木材も
蘇らせることができるので


仕事に誇りと喜びを感じていたそうです


それが北欧家具が人気になってくるにつれ


早くメンテナンスをし
回転を良くして
利潤追求型のお店になってしまい


ご自分の仕事に対する思いとは
違ってきたので


一念発起し
ご自分のお店を
持つようになったとのこと


お客さんの喜ぶ姿を思い描き
丁寧にメンテナンスし
自分でできる分だけの商品を扱っています


商品が手抜きではなく
メンテナンスされていますし
それにとても良心的な価格設定だと思います(^^)


私は今のところ
欲しい家具はないので
購入予定はないのですが


買うならこの店!と
心から思いました


それほど知られる必要もなく
仕事が粗くならないように
ほどほどに売る


また低価格を維持するためにも
家賃の安いこのような場所を店舗としています


看板がない理由も納得!


あまり売り上げが伸びても
対処できないから
この程度の露出にしているのですね。。。。


幸せな仕事の仕方
幸せな店の在り方を
学ぶことができました(^^)


我が家のドライフラワー